= やっぱりなんといってもゲーテ公園ですね。 公園といっても、一つの森くらいの広さがあります。きちんと整備されているので散歩にも最適だし、
春・夏は緑がとても美しく、秋は紅葉が素晴らしいし、冬の雪景色も本当に素敵です。
この公園で一年に何度かびっくりさせられるのが、羊の大群です!!
100頭、もしくはそれ以上いるのかな・・・
「めへぇぇぇぇぇぇ」「めっえへへぇぇぇ」ってなんとも言えない音が聞こえるなぁってふと見ると、
目の前に恐ろしい数の羊の大群が!!初めて見たときはあまりの衝撃に思わず爆笑してしまいました。
(今でも遭遇するとちょっと興奮しますけど。笑) 定期的に近くの酪農家から草を食べに公園まで降りてきているらしいです。
のどかないい街ですよね、ワイマール。(笑)
★ ワイマール、いいですよね。私も大好きです。
色々ドイツ国内も旅行していると思いますが、印象的な町はどこですか?
= 私は、BerlinやMuenchenといった大都市よりも小さな田舎街のほうが好きで、
お気に入りの可愛らしい街はいくつかあるんですけど、ドイツで一番印象的なのはどこと聞かれると、
やっぱりライン河沿いの街かな。
11年前ドイツに来て、音大入学の前に語学学校に2ヶ月通ったんですが、それがライン河沿いにある
Boppardという小さな街だったんですね。
言葉も何もかも全くわからず不安で仕方なかったころの自分が、初めて長期間腰を据えて暮らして、
友達を作って、楽しい思い出を作って、とにかく一生懸命だった場所だからかな。
たった2ヶ月しか暮らしていないけど、今でもあの辺りに行くと、
「ただいま」っていう気持ちになるんです。
★ 素敵な思い出ですね。ドイツ生活が長い水垣さん、これは便利だと思う日本のものは?
= 油取り紙ですね。(笑) こっちの人の肌って乾燥しているので必要ないのか、日本女性には必需品の油取り紙、どこにも売ってません。
なので、日本に一時帰国の際にはいつも買いだめしてます。
あと、日本の一般主婦が発明したような、「らくらくとれ~~る」みたいな商品名がついてる生活用品!(笑)
思わず(すごい・・・)とうなるような作品(?)が目白押しで、日本人の生活の知恵には脱帽です。
日本滞在中、生活雑貨コーナーを延々物色してしまいます(笑)
★ あはは。ドイツでの生活のここがいい!というところは?
= 日本での、「○○でなければならない」「なんで??」「だって・・・それが常識だから!」
-というような概念があまりないことかな? 服装にも、立場にも、年齢にも、日本ほどは縛られないですね。まさに個人主義です。
★ 本当にそうですよね。逆にドイツ生活のどこが嫌?
= 自己主張が激しすぎて人の話を聞かないところ。 例えば会議中、2-3人が同時に自分の意見をまくしたてていることなんてしょっちゅうです。
友達同士で話していても、私が全く最後まで話し終えてないにもかかわらず、
何か言いたいことがある時点で彼らの意見をマシンガンのようにまくしたてられます。
『最後まできけ~~!!!!まだ話は途中だ~~!!!』って、こっちがはっきりと主張しなければ、
消化不良のまま会話が終わることは必須なのです。
日本のように、建前と本音、相手を立てて自分は引く、場の空気を読む・・などの、
大人社会において当たり前の常識は全く通用しません。
疲れます・・・たまに(苦笑)
★ すごくわかる(苦笑)!ドイツ生活が長いし、ホームシックにかかることは?
= 春夏秋冬を感じたとき。日本で昔、この時期にこういうことしたな~って思い出すとき。
↑一年中いつでもあります。 あと、「外人」である自分を感じたとき。
★ ドイツで思い出の出来事は?
= 初めてWeimarに足を踏み入れた1998年3月。 あの頃、まだ発展途上だったWeimarは、旧東ドイツの匂いがぷんぷん残った薄暗い街でした。
Fraunkfurt~Weimarへとどんどん暗い旧東ドイツに向かう電車の中で、胃がきりきり痛み出して
どうしようもなく不安だったことを思い出します。あれから11年・・・あっという間でした。